NIDOM METHOD
第1章「ダイエットの考え方」
06 頑張れば頑張るほど痩せる、ではない
「食事も気をつけているし、以前より身体も動かしている。それなのに、なぜか体重が減らない」
そんな状態が続くと、「もっと食事を減らした方がいいのかな」「運動が足りないのかな」と考えてしまいますよね。
中には、「私の頑張りが足りないんだ」と自分を責めてしまう方もいます。
でも、ダイエットは頑張れば頑張るほど痩せる、という単純なものではありません。
NIDOM METHODでは、思うように体重が減らないとき、すぐに努力を増やすことはしません。
まず考えるのは、
「なぜ今、体重が減っていないのか?」
そして、
「今の自分に本当に必要なことは何なのか?」
ということです。
頑張る「量」より、頑張る「方向」を考える
例えば、同じように「体重が減らない」という悩みを抱えている2人がいたとします。
一人はデスクワークが中心で、最近ほとんど身体を動かしていない。もう一人は仕事でもよく動いていて、日常的な活動量は十分にある。
この2人に同じように「もっと運動しましょう」と伝えるのは、本当に適切でしょうか。
食事についても同じです。
食事量が多くなっている方であれば、食べ方や量を見直した方がいいかもしれません。一方で、「痩せたいから」とすでに食事をかなり減らしている方なら、さらに食べる量を減らすことが適切とは限りません。
同じ「痩せない」という結果でも、その背景は一人ひとり違います。
だからNIDOM METHODでは、
「痩せない → もっと頑張る」
とは考えません。
まず現在の身体と生活を確認し、どこを整える必要があるのかを考えます。
「頑張っているのに痩せない」ときに確認したいこと
前回のNIDOM METHODでは、「停滞=失敗ではない」という考え方についてお伝えしました。
体重が思うように動かないとき、食事だけを確認すればいいわけではありません。
例えば、食事量や食事内容は以前と変わっていないか。活動量が減っていないか。睡眠や生活リズムはどうか。水分や便通はどうか。
さらに、体重以外の身体の変化や、どのくらいの期間体重が動いていないのかも確認します。
こうして一つずつ見ていくと、「もっと頑張る」以外の選択肢が見えてくることがあります。
食事を少し整えた方がいい。
活動量を少し増やした方がいい。
生活リズムを見直した方がいい。
あるいは、今の取り組みを変えずにもう少し続けた方がいい。
必要な対応は、その人の状態によって変わります。
真面目な人ほど「もっと」を増やしてしまう
実際にダイエットのご相談を受けていると、真面目に取り組んでいる方ほど、結果が出ないときに頑張ることを増やそうとすることがあります。
「間食を完全にやめた方がいいですか?」
「ご飯をもう少し減らした方がいいですよね?」
「もっと歩かないとダメですよね?」
でも、生活を詳しく振り返ってみると、すでに十分気をつけていることも珍しくありません。
そこからさらに食事を減らして、運動を増やして、好きなものまで我慢する。
短期間ならできるかもしれません。
でも、目標体重になったあとも、その生活を続けられるでしょうか。
ニドムが考えたいのは、「痩せるまで頑張れるか」だけではありません。
痩せたあとも、自分の生活として続けられるか。
ここまで含めてダイエットを考えます。
ダイエットは「やることを増やす」だけではない
ダイエットを始めると、いつの間にかルールが増えていることがあります。
毎日○歩歩く。
運動する。
間食をやめる。
夜は○○を食べない。
○時以降は食べない。
一つひとつを見ると、それほど大変ではないように感じるかもしれません。でも、ルールが5個、10個と増えていけば、生活そのものが「ダイエット中心」になってしまいます。
そこで体重が止まるたびに新しいルールを追加していたら、どうでしょう。
NIDOM METHODでは、何かを追加することだけが前進だとは考えません。
今の食事で問題がないなら、さらに減らさない。十分に身体を動かせているなら、無理に運動を追加しない。
仕事や家事が忙しい時期なら、新しいことを始めるより、今できていることを維持する方が大切な場合もあります。
「何を追加するか」だけではなく、「何を追加しなくていいのか」を判断することも必要です。
「努力不足」で片づけない
体重が減らないと、
「自分の意思が弱いから」
「もっと頑張らないと」
と考えてしまうことがあります。
でも、体重が思うように変化しない理由を、すべて本人の努力不足で説明することはできません。
NIDOM METHODでは、
「痩せない → 努力が足りない → もっと頑張る」
ではなく、
「痩せない → なぜだろう? → 今必要なことを考える」
という順番を大切にしています。
ここには、これまで第1章でお伝えしてきた考え方がすべてつながっています。
食事の正解は一人ひとり違う。
体重だけで判断しない。
停滞したからといって失敗ではない。
だからこそ、結果が思うように出ないときにも「もっと頑張ればいい」と一つの答えに決めつけないのです。
「頑張らなくていい」という意味ではない
ここは、NIDOM METHODの考え方として誤解されたくないところです。
ダイエットに努力が必要ない、という話ではありません。
これまでの生活習慣を変えるためには、今までとは違う行動を取り入れる必要もあります。食事を整えたり、身体を動かしたり、今まで無意識に続けていた習慣を変えたりすることもあるでしょう。
ただし、その努力をむやみに増やさない。
今の身体と生活を確認して、本当に必要なところに努力を使う。
NIDOM METHODが大切にしているのは、
「どれだけ頑張ったか」ではなく、「今の自分に必要なことができているか」
ということです。
卒業後に必要なのは、自分で見極める力
ニドムに通っている間は、体重が減らなかったときにも一緒に原因を考えることができます。
でも、ずっと誰かに食事や生活を判断してもらうことがゴールではありません。
卒業したあとにも、「最近少し体重が増えてきたな」「以前より身体が重く感じるな」ということはあると思います。
そんなとき、すぐに食事を極端に減らしたり、新しいダイエット方法を探したりするのではなく、
「最近、何が変わったかな?」
と自分の生活を振り返る。
食事なのか。活動量なのか。睡眠や生活リズムなのか。それとも、一時的な体重変動なので焦らず見ていていいのか。
そこから、自分に必要なことだけを選んで整える。
この判断ができるようになることも、NIDOM METHODが目指す「ダイエットを卒業できる力」の一つです。
まとめ|痩せないときほど「もっと」ではなく「なぜ?」
ダイエットを頑張っているのに痩せないと、「もっと頑張らなければ」と思ってしまうかもしれません。
でも、その前に一度考えてみてください。
「なぜ今、体重が減っていないんだろう?」
そして、
「今の私には何が必要なんだろう?」
食事を変えた方がいいなら変える。活動量を増やした方がいいなら増やす。今の取り組みを続けた方がいいなら、焦って新しいことを追加しない。
頑張ることをやめるのではなく、必要なことを頑張る。
「頑張れば頑張るほど痩せる」のではなく、自分の身体と生活を理解して、必要な行動を選べるようになる。
それが、NIDOM METHODが考えるダイエットとの向き合い方です。
NIDOM METHODは、福岡市東区の痩身ダイエット専門店ニドムが、日々のダイエット指導の中で大切にしている考え方を体系化したものです。
福岡市東区・糟屋郡・古賀市でダイエットを検討されている方にも、このシリーズを通して、一時的に体重を減らすだけではなく、その先まで続けられるダイエットの考え方をお伝えしていきます。
次回予告
NIDOM METHOD
第1章「ダイエットの考え方」
07 我慢できること=続けられること、ではない
「ダイエット中の3か月だけなら、お菓子を我慢できる」
「目標体重になるまでは、外食を控えられる」
確かに、期限が決まっていれば頑張れることはあります。
でも、目標を達成した瞬間に元の生活へ戻ってしまう方法なら、それは本当に「自分の習慣になった」と言えるのでしょうか。
次回は、「今だけ我慢できる方法」と「これからも続けられる方法」の違いから、NIDOM METHODが考える継続できるダイエットについてお伝えします。


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