福岡市東区で産後骨盤矯正専門院「女性のカラダメンテとエイジングケア」
美容鍼灸整体サロン-ニドムです。
腹直筋離開って言葉、お聞きになった事はありますか？
産後の腹直筋離開は、多くの女性が経験する身体的な変化です。
腹直筋と呼ばれるお腹の前面にある筋肉が左右に引き放され、妊娠中期から後期に特に多く見られ、出産後もその状態が続くことがあります。
●腹直筋離開のメカニズム
妊娠中、子宮が成長するにつれてお腹が大きくなり、腹直筋はその圧力に耐えられずに左右に引き離されます。
このとき、中央にある白線（腹直筋をつなぐ繊維組織）が横に伸び、薄くなることで、見た目にはお腹がぽっこりと出てしまう状態になります。実際、妊娠中の女性の約66%が何らかの形で腹直筋離開を経験すると言われています。
●腹直筋離開の症状
腹直筋離開の主な症状には以下のようなものがあります：
・ぽっこりお腹: お腹が出っ張って見えることが多く、特に食後に目立つことがあります。
・おへその変化: おへその周りに縦の線が入ったり、でべそ（おへそが出てしまう状態）になることがあります。
・腹筋の力が入らない: 腹筋を使おうとしても、力が入らず、しっかりとした筋肉の感覚が得られないことがあります。
・横になるとお腹が垂れる: 仰向けになると、お腹が下に垂れ下がるように感じることがあります。
・咳や力を入れるとお腹が盛り上がる: 咳をしたり、力を入れると、お腹の真ん中が盛り上がることがあります。
これらの症状は、腹直筋が正常に機能しないために起こります。
腹直筋が弱くなることで、体幹の安定性が失われ、腰痛や姿勢の悪化を引き起こすこともあります。
●腹直筋離開の影響
腹直筋離開を放置すると、さまざまな身体的な問題が生じる可能性があります。特に、体幹の不安定さが増すことで、腰痛や内臓下垂、さらには姿勢の悪化が進行します。これにより、日常生活に支障をきたすこともあります。
また、腹直筋離開は見た目にも影響を与え、自己イメージの低下や精神的なストレスを引き起こすことがあります。特に、出産後の体型回復を望む女性にとって、腹直筋離開は大きな悩みの種となります。
産後の腹直筋離開は、多くの女性が経験する問題ですが、適切なケアを行うことで回復が期待できます。
産後の体調や体型に悩む方は、ぜひ相談ください。
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